札幌でモーターショーが開催されると言うことで。
こりゃあ、写真を撮りに行かなきゃならないだろうとか、札幌でそれほど撮る対象があるのかねぇ(車にせよ、そうじゃないにせよ)とか話題になっていたのですが、ちょうど使って見たいと思ってるものが手元にあることに気づきました。
ライカのSUMMILUX50mm1:1.4です。
預かり物なのですが…
カビ取りということやってきた、このコンパクトなのにやたらずっしりとしたレンズの写りが非常に気になってきます。
NEXにマウントアダプタ経由で取り付けると、フルサイズ換算で75mm。
こりゃポートレート用にちょうどいいんじゃないですかね、と。
カビ清掃は間に合わず、やや曇ったまま持参しました。
お返しする際にはどのみち清掃しなければならないので、本来の写りは、本来の持ち主に味わっていただくことにしましょう。
同じライカの50mmでネットなどで評判が多数上がっているのはSUMMICRON1:2.0のほうですが、こちらも負けずいい評判が多いです。
問題はSUMMICRONよりずっと高価で、入手性が良くないことでしょうか。
これはどんな写りなのか気になります。
自分がこの先入手できる可能性は低いですしね。
使ってみた結果ですが…
カビありなので、どうしてもフレアが乗ります。
さすがにF1.4ともなると、開放じゃコマ収差が出てきます。
しかし、正直よく写りますねー、これ。
開放でも割と線が細く、フレアっぽいのにもかかわらず色がにごりません。
評判がいいだけのことはありますね。
NEXでの使い勝手ですが、大口径なぶん、被写界深度が浅く、フォーカスアシストなしでも十分ピントが合わせられます。
ちょっと重いですが、小さいのはありがたいです。
さて、モーターショーの会場ですが…
恐ろしく混んでました。
これは予想外でしたね。
こんな混んでいるところにこのレンズを持ってきたことを、ちょっと後悔しましたが、小さいのでなんとかかばんに入れながらしのぎました。
当然一眼構えてる人もたくさんいます。
お仕事な人も結構いるでしょうね。
混み込みのところ大きなカメラでご苦労様です。
赤いラインの大きなレンズの方もいらっしゃいます。
レンズの値段だけなら変わらないぜと思ってみたり(借り物ですが)。
混んでるのより困ったのが、休憩場所、食事場所がないことでした。
正確には、会場の札幌ドームには休憩場所はいっぱいあるのですが、、、
スタンドに上がらなければならなかったり、外周通路へ出なければならなかったり。
こういったイベントごとにつき物の物産品の出展も少なく、おなかにたまるものはほぼなしです。
プロ野球の試合でももっと出展があると思います。
営業しているのは通常のドームの売店+わずかな土産店のみでした。
おなかすいたら退場するしかないなんて…
中古車市のほうが長居できるじゃないですか。
ビールだけならどこでも買えましたが。
まぁ球場ですからね。
というわけで、ドームから歩くこと15分、白樺山荘へ。
さすがにここまで歩いてくる人は多くないようで、思ったより混んでいませんでした。
相変わらずうまいですね。
ちなみに、一番上と最後の写真はE16mmで、そのほかはSUMMILUXです。
また、比較対象として、Summarit50mm1:1.5も持参していたのですが…
コマ収差が大きく、グルグルボケで比較になりませんね。
まぁ、古いレンズだな、って感じです。