立て続けにPEN EE-2です。
PENシリーズのベストセラーとなったカメラで、1968年発売です。
固定焦点で、プログラム自動露出装備で非常に操作の簡単なカメラであった初代PEN EEの不満点を改善したモデルです。
大きな改善点は、フィルムカウンターの自動復元、裏蓋の蝶番式への変更、ホットシューの装備といったところでしょうか。
これにより、使い勝手の上での不満点はほとんど無く、おまけに操作はシンプル、そしてグレーの愛らしい外観と、PENの定番ともいえるモデルではないでしょうか。
フルサイズのTRIP-35と合わせ、初心者にも間違いなく勧められるカメラの一つです。
さて、このPEN EE-2は下のPEN EES-2と同様に、露出計の感度が低下していました。
同じように補正用の抵抗をはずしてみましたが、それでもまだ振れが弱いようです。
どうやら感度低下だけでなく、メーターの零点がずれているためもあるようです。
ふつうのメーターであれば、零点調整のネジがあるのですが、PENの場合はメーターのケースを回転させます。
これでだいぶん改善されました。
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