この写真みてください。味があるでしょ。 実はこの箱で撮影したんです。
この箱で本当に撮影できるの?
この箱で写真が撮れるんです。
これはピンホールカメラという立派なカメラですよ。
でもこのカメラには、レンズもファインダーも見あたらないですが…
箱に穴があいていて、中にフィルムが入っているだけ、ただこれだけですよ。
何でこの箱で写真が撮れるの?レンズが無くても、暗い箱の中に、小さな穴を通った光を入れると、穴の反対側に画が映ります
そこにフィルムがあれば、フィルムに画が焼き付けられるのです。
これはカメラの原理そのもののみの、単純な物です。
そもそもカメラの歴史は、かの有名なギリシャの哲学者アリストテレス…
最近 このピンホールカメラが写真愛好家の間では密かに人気なんです。
写真関係の雑誌に何回も特集が組まれたり、今年4月には日本針穴写真協会というのも発足しました。
年々進歩していくデジカメなどの今のカメラとは違い、ちゃんと撮れたかわからない写真。
またできあがりの柔らかい写真が人気なのではないでしょうか?
今年の冬休み、孫と作ろうピンホールカメラ。
<材料>
・空き箱か空き缶
・画鋲か針またはキリ
・黒画用紙
・黒いビニールテープ
・写真フィルム
作り方1
箱のふた側の真ん中に穴をあける。
穴に黒いビニールテープを貼って、ふさいでおく。
作り方2
下側の箱の内側に黒い紙を貼る。 像が鮮明になります。
フィルムの先端をこのように貼り付け、
フィルム缶もこのように貼り付けておきます。
作り方3
この先は暗室のような真っ暗な中で、手探りで行います。
フィルムを箱の幅+5センチほど引っ張り、このように止めます。
箱を閉じ、周りを黒いビニールテープで閉じます。
これで完成です。
<撮影の仕方>
穴をふさいでいるテープをはがし、晴れている日なら3秒、曇りの日には10秒、室内なら1分ほど露光し、再びテープで閉じます。
あとは暗室でフィルムを巻き戻し、写真屋さんに出します。
<写真屋さんに出すときの注意>
写真に詳しい写真屋さんに出してください。
その際、自作のピンホールカメラで撮影したことを伝え、失敗しているようなコマでも、何か写っていればプリントしてください、と頼んでください。
できあがりがこちら
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なーんてね、、、
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