こんどは35mmです。
Airesは中級機メーカーとしてはずいぶんと重厚なカメラを作ります。
このAires35IIIsも結構大柄で固まり感がすごいあります。
1958年のモデルで、露出計はついていますが、連動はしません。
後の他のメーカーの露出計の連動するカメラや、自動露出のカメラにはもっと大きくて重いカメラもあるのですが、このカメラはそれらの物よりもしっかり感が強く、より重く感じます。
なんというか、カメラの中に隙間を感じさせないような感じです。
この機体は、レンズにカビが生えていました。シャッターの前後と、前群の中でした。
清掃するときれいになったのですが…すかしてみるとまだずいぶん残っているように見えます。しかも前玉表面に。
これは拭き傷でした。しかもちょっとひどいです。せっかくカビを取ったのに…
抜けは悪くないんですが、逆光ではちょっとつらいでしょうね。
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